グレイ(その他表記)gray

翻訳|gray

精選版 日本国語大辞典 「グレイ」の意味・読み・例文・類語

グレイ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] gray ) 放射線の吸収線量を表わす単位。放射線の照射を受けた物質一キログラムあたりの吸収エネルギーが一ジュールの時の吸収線量を一グレイとする。一グレイは一〇〇ラド。イギリスの物理学者H=グレイの業績にちなむ。記号 Gy

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改訂新版 世界大百科事典 「グレイ」の意味・わかりやすい解説

グレイ
gray

物質に吸収された放射線のエネルギー(吸収線量と呼ばれる)の単位。ジュール/キログラム(J/kg)に固有の名称で,記号Gy。名は,イギリスの放射線物理学者グレーL.H.Gray(1905-65)にちなんだもので,1975年国際単位系(SI)に採用された。以前は,ラド(rad)が吸収線量の単位として用いられた。1Gy=100radである。物質に吸収された放射線のエネルギーは最終的に熱となる。放射線を照射された水の吸収線量が4200Gyのとき,水の温度はほぼ1℃上昇する。また,人間は1~2Gyに相当する放射線を全身に浴びると死亡する危険がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレイ」の意味・わかりやすい解説

グレイ(吸収線量の単位)
ぐれい
gray

国際単位系(SI)の吸収線量の単位。組立単位の一つ。放射線や物質の種類に関係なく、割合として、物質1キログラム当り1ジュールの放射線のエネルギーを吸収するときの吸収線量を1グレイといい、Gyで表す。1975年の国際度量衡総会で、ラドにかわる単位として採択された。1グレイは100ラドにあたる。名称はアメリカの物理学者グレーL. H. Gray(1906―1965)の業績にちなんでいる。

[小泉袈裟勝]


グレイ(Thomas Gray)
ぐれい

→グレー


グレイ(Charles Grey, 2nd Earl Grey)
ぐれい

→グレー


グレイ(Asa Gray)
ぐれい

→グレー


グレイ(Elisha Gray)
ぐれい

→グレー


グレイ(Edward Grey, 1st Viscount Grey of Fallodon)
ぐれい

→グレー

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百科事典マイペディア 「グレイ」の意味・わかりやすい解説

グレイ

物質に吸収された放射線のエネルギー(吸収線量)の計量単位。記号Gy。電離性放射線の照射により物質1kgにつき1Jのエネルギーが与えられるときの吸収線量。英国の放射線物理学者L.H.グレイにちなんだもので,1975年に国際単位(SI)に採用された。→ラド
→関連項目レプ(rep)

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色名がわかる辞典 「グレイ」の解説

グレイ【grey】

色名の一つ。「gray」とも表記する。JISの色彩規格では「灰色」としている。一般に、白と黒の間にある中間の色調をさす。日本語に訳すと「灰色」となるが、グレイの語源はよくわかっていない。ただし、特定の色をさしながら、グレイゾーンというように、ブラックに近いグレイから、ホワイトに近いグレイまであるのは灰色と同じ。無彩色の総称として用いることが多い。また、あまりよいイメージではないのも共通している。陰気な性格、どんよりした空、つらい生活などに「グレイ」が用いられる。

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化学辞典 第2版 「グレイ」の解説

グレイ
グレイ
gray

放射線の吸収線量の国際単位系(SI単位).記号 Gy.定義は

1 Gy = 1 J kg-1.
従来から用いられているラド(rad)単位との関係は,

1 rad = 1 c Gy = 10-2 Gy.
単位の名称はイギリスの放射線物理学者L.H. Gray(1905~1965年)にちなんでつけられた.

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単位名がわかる辞典 「グレイ」の解説

グレイ【gray】

吸収放射線量の国際単位。記号は「Gy」。1Gyは放射線の照射により、物質1kgあたり1ジュールのエネルギーを吸収するときの線量(1Gy=1J/kg)。水1kgの温度を1℃上昇させるのに必要な吸収線量は4200Gy。人間は1~2Gyの線量でも死ぬことがある。◇名称は、イギリスの物理学者グレイにちなむ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレイ」の意味・わかりやすい解説

グレイ
gray

放射線の吸収線量の SI組立単位。記号は Gy。 1Gyは放射線がイオン化作用によって 1kgの物質に 1Jのエネルギーを与えるときの吸収線量である。単位名は L.H.グレーの名にちなむ。

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栄養・生化学辞典 「グレイ」の解説

グレイ

 略号Gy.放射線量の国際単位で,単位質量あたりの吸収エネルギーを示し,1Gyは1kgあたり1Jのエネルギーの吸収に相当.

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世界大百科事典(旧版)内のグレイの言及

【放射線量】より

…すなわち,D=de/dmで与えられる。吸収線量の単位は,従来,rad(ラド,radiation absorbed doseの頭文字をとる)で, 1rad=100erg/g=10-2J/kgであったが,新しい国際単位では,radに代わってGy(グレイ,Grayの略)が用いられる。 1J/kg=1Gy=100rad 吸収線量はすべての放射線に適用できるが,物質の単位質量に吸収されたエネルギーで定義されており,通常,その物質名を明記しなければならない。…

※「グレイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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