数ならず(読み)カズナラズ

デジタル大辞泉 「数ならず」の意味・読み・例文・類語

かずなら◦ず

物のかずではない。取るに足りない。数にもあらず。
「身こそ―◦ねど、殿も御前近く召し使ひ給へば」〈玉鬘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数ならず」の意味・読み・例文・類語

かず【数】 ならず

  1. 数えたてて、とりあげるほどの価値はない。物の数ではない。とるに足りない。つまらない。数にもあらず。
    1. [初出の実例]「花がたみめならぶ人のあまたあればわすられぬらんかずならぬ身は〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む