数歌(読み)かぞえうた

精選版 日本国語大辞典 「数歌」の意味・読み・例文・類語

かぞえ‐うたかぞへ‥【数歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「かぞえ」は「誦」の意 ) 「古今集‐序」の六種(むくさ)の歌の一つ。「詩経」の六義(りくぎ)の一つの賦になぞらえたもの。他のものにたとえないで、そのままをよむ歌。
    1. [初出の実例]「ふたつにはかぞへうた。さくはなに思ひつくみのあぢきなさ身にいたづきのいるもしらずて」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)
  3. 一つ、二つと数を追って歌っていく歌謡室町時代の「物売り歌」や近世の「てまりうた」の類。
    1. [初出の実例]「鶯は月星日をやかぞへうた〈良徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む