敷島内村(読み)しきしまないむら

日本歴史地名大系 「敷島内村」の解説

敷島内村
しきしまないむら

[現在地名]岩内郡岩内町字敷島内

明治初年(同二年八月―同六年の間)から同四二年(一九〇九)まで存続した村。野束のづか村の南西に位置し、雷電らいでん越路の要地であり、鯡漁場であった。明治四年の「春日紀行」にみえる「敷崎内」は当地と考えられる。同六年の「後志国地誌提要」に敷島内村とみえ、戸数六六・人口六千三三〇、寄留戸数一・人口七一。同一二年の「共武政表」に戸数七四・人口四五一、馬二二、日本形船舶二四一、物産は大豆・小豆・粟・稗・蕎麦・鰊・鮭・鯣・鱈・昆布・炭・薪とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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