文殊師利(読み)もんじゅしり

精選版 日本国語大辞典 「文殊師利」の意味・読み・例文・類語

もんじゅしり【文殊師利】

  1. もんじゅぼさつ(文殊菩薩)
    1. [初出の実例]「もし衆生ありて文殊師利のみ名をきかば、十二劫の生死のをもきつみをのぞく」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔翻訳名義集‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の文殊師利の言及

【文殊】より

…菩薩の一。サンスクリット語マンジュシュリーMañjuśrīの音訳〈文殊師利〉の略称。〈妙吉祥〉と意訳する。…

※「文殊師利」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む