文金島田(読み)ぶんきんしまだ

精選版 日本国語大辞典 「文金島田」の意味・読み・例文・類語

ぶんきん‐しまだ【文金島田】

歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)(1862)三幕「文金島田のお嬢さんが」

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デジタル大辞泉 「文金島田」の意味・読み・例文・類語

ぶんきん‐しまだ【文金島田】

文金高島田」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の文金島田の言及

【髪形】より

…江戸後期は鬢中心の時代で,髱と前髪は目立たぬ髪形となり,鬢には安永(1772‐81)ころ,鬢張(びんはり)というものが工夫され,横に大きく張り出した灯籠鬢が流行した。この派手な鬢とともに,髷も多岐にわたり,島田髷も文金島田,つぶし島田,きりずみ島田などが結われ,勝山髷も前期の細い髷から,大きな幅広の髷に変わった。これは巷に髪結が増え,腕を競い合い,さまざまな髪形を創り出したのも原因の一つといえよう。…

※「文金島田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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