斉遠(読み)さいおん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斉遠」の解説

斉遠 さいおん

仏教説話にみえる僧。
真言宗東寺でまなんだのち,故郷の周防(すおう)(山口県)の霊場二井寺(にいでら)にはいる。ある冬,大雪のため餓死寸前となったとき,狼(おおかみ)に殺された鹿の肉をたべてたすかる。里人が雪がやんだあと寺をおとずれると,鍋の肉は柏(かしわ)の木にかわっていた。のちに斉遠が本尊の観音像をみると,腰のあたりが切りとられていたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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