大雪(読み)だいせつ

  • おおゆき
  • おおゆき おほ‥
  • おおゆき〔おほ〕
  • たいせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二十四節気の一つ。元来太陰太陽暦の 11月節 (11月前半) のことで,太陽の黄経が 255°に達した日 (太陽暦の 12月7日か8日) に始り,冬至 (12月 21日か 22日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではその第1日目をさす。この頃は降雪の多い時期で,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (かつ鳥不鳴,虎始交,茘挺出) に区分した。これは,やまどりは鳴かず,虎は交接を始め,おおにらが生える時期の意味である。

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大辞林 第三版の解説

多量に降る雪。 [季] 冬。 -警報
激しく降る雪。多く降り積もった雪。おおゆき。
二十四節気の一。太陽の黄経が255度に達した時をいい、太陽暦で12月8日頃に当たる。陰暦では一一月節気。 → 小雪

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

二十四節気の一つ。陰暦11月の節で、立冬後30日、新暦では12月7日ごろにあたる。節のうえでは、ちょうど初冬の中ごろにあたる。大都会では風の弱い日はスモッグの季節であり、また本土の日本海側では大雪が降る年もある。海は時化(しけ)る日が多くなるが、ブリやハタハタの季節でもある。クチナシやヤブコウジが赤く染まり、暖かい地方ではウメのつぼみが発育を始める季節である。[根本順吉]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 ひどく降る雪。たくさんにつもった雪。⇔小雪。《季・冬》
※万葉(8C後)二・一〇三「わが里に大雪降れり大原の古りにし里に降らまくはのち」
〘名〙
① はげしく降る雪。多く積もった雪。おおゆき。
※正法眼蔵(1251‐53)行持下「しかあるに大雪市地埋山没峰なり」 〔春秋左伝‐隠公九年〕
② 二十四節気の一つ。太陽の黄経が二五五度のときをいう。新暦の一二月七日頃に当たる。《季・冬》
※延喜式(927)一六「撃閇諸門、起大雪十三日冬至十五日〈日出辰一刻二分日入申四刻六分〉」

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