斎ふ(読み)イモウ

デジタル大辞泉 「斎ふ」の意味・読み・例文・類語

いも・う〔いもふ〕【斎ふ】

[動ハ四]神を祭るために、心身を清める。
神垣神籬ひもろぎ立てて―・へども」〈河海抄・一七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斎ふ」の意味・読み・例文・類語

いも・ういもふ【斎】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 神を祭るために、心身を清める。斎む。いもおる。
    1. [初出の実例]「斎内親王依恒例三ケ年間令伊毛比斎清」(出典江家次第(1111頃)一二)
    2. 「神垣にひほろぎ立てていもへども人の心は守りあへぬものを」(出典:河海抄(1362頃)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android