斎籠る(読み)いこもる

精選版 日本国語大辞典 「斎籠る」の意味・読み・例文・類語

い‐こも・る【斎籠・忌籠】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「いみこもる」の変化した語 ) けがれに触れないように、からだを清めて家または社寺にこもる。
    1. [初出の実例]「内の大殿は、年頃造らせ給へるあたらし殿に渡らせ給ひて、いこもり給へりと聞ゆ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉の飾)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android