年頃(読み)トシゴロ

デジタル大辞泉 「年頃」の意味・読み・例文・類語

とし‐ごろ【年頃】

《古くは「としころ」》
外見から判断した、だいたいの年齢。年のころ。「年頃は四〇歳くらいの男性でした」
一人前の年齢。特に、女性の結婚するのにふさわしい年齢。妙齢。「長女年頃を迎える」
そのことにふさわしい年齢。また、一般的にある傾向になりやすい年齢。「働き盛り年頃」「悩みの多い年頃
ここ数年の間。年来。副詞的にも用いる。
「―彼の世話をしてきた藤井夫婦に取っては」〈漱石明暗
[類語]若いうら若い年若年弱としよわ年少弱小年下弱年弱齢妙齢ヤング若盛り血気盛り少壮盛年壮年壮齢男盛り女盛り娘盛り色盛り働き盛り芳紀

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android