斗掻き(読み)トカキ

デジタル大辞泉 「斗掻き」の意味・読み・例文・類語

と‐かき【斗×掻き/概】

ます穀類などを量るとき、盛り上がった部分を平らにならすのに使う短い棒。ますかき。かいならし。

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精選版 日本国語大辞典 「斗掻き」の意味・読み・例文・類語

と‐かき【斗掻・概】

  1. 〘 名詞 〙 穀類を枡(ます)で検査する際に、枡目を正確にするために枡をならす小さな棒。枡の大きさに比例して何種類もあった。枡掻(ますかき)
    1. [初出の実例]「凡用称者。皆懸於格。用斛者。皆以概。〈謂。称者。称量軽重也。〈略〉概者。量。所以平斗斛也〉」(出典令義解(833)関市)

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