斜里海岸(読み)しやりかいがん

日本歴史地名大系 「斜里海岸」の解説

斜里海岸
しやりかいがん

斜里町北西部、斜里川から西のウエンベツ川河口までの間のオホーツク海沿岸の海岸草原をさす。付近一帯は道指定天然記念物斜里海岸の草原群落に指定されている。指定地域は海岸砂丘上の国有林九・六三ヘクタールで、六月から八月にかけハマナス、エゾスカシユリエゾキスゲのほかオオハナウドやエゾノヨロイグサなどのセリ科高茎草本の花が咲き、オホーツク地方の典型的な海岸草原の植生がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む