普及版 字通 「斡」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 14画

[字音] アツ・ワツ・カン(クヮン)
[字訓] めぐる

[説文解字]

[字形] 会意
(かん)+斗。〔説文〕十四上に「蠡(れいへい)(ひしゃくの柄)なり」とし、「斗に從ひ、聲」とするが、声が異なる。吹き流しのある旗。斗は北斗の象。北斗のめぐるように、めぐることをいう。斡維(かんい)はまた維に作り、〔匡繆正俗、七〕にその音を是とするが、声ではその音をえがたい。斡官(かんかん)(漢の官名)のほかには、その声を用いるものがない。

[訓義]
1. めぐる。
2. ことをめぐらす、つかさどることをいう。
3. ひしゃくの柄、北斗の形による。

[古辞書の訓]
名義抄〕斡 メグラス 〔字鏡集〕斡 マワル・メグル・メグラス

[熟語]
斡維斡運・斡斡棄斡旋斡遷斡転斡排斡流
[下接語]
移斡・運斡・廻斡・舛斡旋斡・排斡・風斡・力斡

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む