断層粘土(読み)ダンソウネンド(その他表記)fault clay

デジタル大辞泉 「断層粘土」の意味・読み・例文・類語

だんそう‐ねんど【断層粘土】

断層面に沿って岩石が細かに砕かれ、粘土状になったもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「断層粘土」の意味・わかりやすい解説

断層粘土
だんそうねんど
fault clay

断層運動により断層面の両側の岩石が破砕されてできた細粒岩片が,風化により粘土化し,断層面の間を満たしたもの。 (→断層破砕帯 )

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世界大百科事典(旧版)内の断層粘土の言及

【断層】より

… 断層面に沿って周囲の岩石が破砕されている場合,その部分を断層破砕帯または単に破砕帯と呼ぶ。破砕帯が角ばった岩石の破片から構成されている場合,それを断層角礫と呼び,粘土状物質から構成されている場合は断層粘土と呼ぶ。また,断層面が両側の岩盤の摩擦により磨かれて光沢をもっている場合は鏡肌(かがみはだ)と呼ばれる。…

※「断層粘土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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