断層角礫(読み)ダンソウカクレキ

デジタル大辞泉 「断層角礫」の意味・読み・例文・類語

だんそう‐かくれき【断層角×礫】

断層形成に伴い、岩石が破砕されて生じた角張った礫岩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「断層角礫」の意味・読み・例文・類語

だんそう‐かくれき【断層角礫】

〘名〙 断層運動によって岩石が破壊されて生じる角ばった礫。断層面に沿って見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の断層角礫の言及

【断層】より

… 断層面に沿って周囲の岩石が破砕されている場合,その部分を断層破砕帯または単に破砕帯と呼ぶ。破砕帯が角ばった岩石の破片から構成されている場合,それを断層角礫と呼び,粘土状物質から構成されている場合は断層粘土と呼ぶ。また,断層面が両側の岩盤の摩擦により磨かれて光沢をもっている場合は鏡肌(かがみはだ)と呼ばれる。…

※「断層角礫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android