斯ても(読み)かくても

精選版 日本国語大辞典 「斯ても」の意味・読み・例文・類語

かくて【斯て】 も

  1. 「かくて」に強調の意を加えたもの。こういう状態でも。このようにしても。→とてもかくても
    1. [初出の実例]「身をうしと思ふにきえぬ物なればかくてもへぬる世にこそありけれ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・八〇六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む