斯有し(読み)かかっし

精選版 日本国語大辞典 「斯有し」の意味・読み・例文・類語

かかっ‐し【斯有し】

  1. 〘 連体詞 〙 ( 動詞「かかり(斯有)」に過去助動詞「き」の連体形「し」の付いた「かかりし」の変化したもの ) こうであった。こういった。かようなりし。かくありし。中世以後の用法
    1. [初出の実例]「かかっし所に平家是を聞、さなだ一人(いちにん)うたんとて」(出典:虎明本狂言・文蔵(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 連体詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む