新出島村(読み)しんでじまむら

日本歴史地名大系 「新出島村」の解説

新出島村
しんでじまむら

[現在地名]和歌山市桑山くわやま

名草なくさ郡に属し、南は朝日あさひ村、東は井戸いど村。「続風土記」は「此地古の海中なれは其土地下にして、雨潦には人民魚鼈と伍をなすに至る」と記す。吉原組大差出帳(和歌山大学蔵)によれば、相坂そうざか松原まつばら馬場ばば江南えなの四ヵ村から分れて明和五年(一七六八)にできた村で、新田村ではない。吉原組に属し、同差出帳によれば家数二一、人数六九、牛七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む