新坂町(読み)しんさかまち

日本歴史地名大系 「新坂町」の解説

新坂町
しんさかまち

[現在地名]金沢市石引いしびき二丁目・同四丁目・本多ほんだ町一丁目

鷹匠たかじよう町の南西に続く両側町。犀川方面への坂道で、町名の由来は坂を新坂とよぶことによる(金沢古蹟志)。新坂の称はよめ坂のあとに新しくできた坂道であるためという(同書)。延宝町絵図に坂名が記されている。元禄六年(一六九三)の侍帳によると「小立野新坂」の下方に藩士永原権之丞の居屋敷がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android