大雨(読み)タイウ

  • ▽大雨/▽甚雨
  • おおあめ おほ‥
  • おおあめ〔おほ〕
  • ひさめ
  • ひじさめ ひぢ‥
  • ひため
  • ひちさめ

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 ひどく大量に降る雨。豪雨。「大雨洪水注意報」
※和泉式部集(11C中)上「おほあめのあした、宵はいかがと宮よりある御返事」
〘名〙 ひどく降る雨。豪雨。おおあめ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※羅葡日辞書(1595)「Procellosus〈略〉タイフウ、taivno(タイウノ) シゲキ トコロ、または taiv(タイウ) ヲ シゲク サスル モノ」 〔春秋左伝‐隠公九年〕
〘名〙 (「ひちさめ」の変化した語。「ひっさめ」の促音の無表記形か) =ひちさめ(大雨)
※書紀(720)武烈八年三月(図書寮本訓)「大風甚雨(ヒサメ)に避らず」
〘名〙 「ひちさめ(大雨)」の変化した語。
※書紀(720)垂仁五年一〇月(北野本訓)「復大雨(ひさめ)(〈別訓〉ヒタメ 私)、狭穂より、発(ふ)り来(き)て」
〘名〙 (「ひち」は「ひつ(漬)」の連用形か。「ひぢさめ」とも) びっしょり濡れる雨。おおあめ。また、冷たい雨。ひさめ。ひため。
※書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓)「雷鳴り大雨(ヒチサメふ)る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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