新城保戸野村(読み)しんじようほどのむら

日本歴史地名大系 「新城保戸野村」の解説

新城保戸野村
しんじようほどのむら

[現在地名]秋田市上新城保多野かみしんじようほたの

新城川上流、五十丁ごじつちよう村の北東に位置する山間集落

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には保戸野村一四三石と記される。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に「新城保戸野村新城除る 廿三軒。郡村改に曰、一郡保戸野二ツ有之事紛敷候故あざ付候て唱候様可致候」とある。久保田くぼた城下至近の保戸野村と区別するため新城保戸野村と称したが、明治一九年(一八八六)の「秋田県各郡町村便覧」では保多野村となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android