新大陸の発見(読み)しんたいりくのはっけん

旺文社世界史事典 三訂版 「新大陸の発見」の解説

新大陸の発見
しんたいりくのはっけん

15世紀末から16世紀前半にかけての,ヨーロッパ人からみたアメリカ大陸発見ないし探検の総称
10世紀ごろ,ノルマン人が北アメリカ北東岸に達したといわれるが,その足跡は不明。1492年コロンブスが西インド諸島に到達し,バルボアが大陸の存在を確認した。アメリカの地名は,南アメリカを探検したイタリア人アメリゴ=ヴェスプッチの名にちなむ。「新」大陸の「発見」が,ヨーロッパ中心史観に立つとの批判から,一般的な呼称ではなくなっている。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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