新庄中村(読み)しんじようなかむら

日本歴史地名大系 「新庄中村」の解説

新庄中村
しんじようなかむら

[現在地名]長浜市新庄中町

新庄東村の北に位置し、東は新庄寺しんじようてら村、北は新庄馬場しんじようばんば村、西はもり村。単に中村とも称された。中世福永ふくなが庄のうち。「神照寺記録」や、永正一四年(一五一七)八月日の米布施御影供新寄進帳(神照寺文書)に中村とみえる。寛永石高帳では高六二九石余、彦根藩領。明暦四年(一六五八)福永之庄新庄中村検地帳写(新庄中共有文書)によれば、上田二六町四反余・四七六石余、中田二町九反余・四七石余、下田九反余・一三石余、木荒二畝余・四斗余、永荒一畝余・二斗余、上畑九反余・一四石余、中畑三畝余・四斗余、下畑一畝余・一斗余、屋敷一町余・一五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android