新点(読み)シンテン

デジタル大辞泉 「新点」の意味・読み・例文・類語

しん‐てん【新点】

新しく加えられた訓点
寛元4年(1246)仙覚が、それまで古点次点のなかった万葉集の歌152首に加えた訓点。また、古点・次点の読みを改めた訓点。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新点」の意味・読み・例文・類語

しん‐てん【新点】

〘名〙
① 新しく加えられた点。あらたにつけられた訓点。
② 特に、権律師仙覚が寛元四年(一二四六)に、それまでの古点・次点のなかった「万葉集」の歌一五二首に加えた訓点、および、仙覚が古点・次点のよみを改めたもの。〔万葉集古義(1844頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android