新番頭(読み)しんばんがしら

精選版 日本国語大辞典 「新番頭」の意味・読み・例文・類語

しんばん‐がしら【新番頭】

〘名〙 新番のかしら。新番の長。新御番頭。
※徳川実紀‐慶安元年(1648)六月一八日「新番頭六人の内、二人は奥にありてつとめ、四人は表にてつとめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の新番頭の言及

【物頭】より

…侍組(騎兵)の頭(侍大将)である番頭(ばんがしら)につぐ地位にあった。江戸幕府の新番頭,小十人(こじゆうにん)頭,徒士(かち)頭,百人組之頭,先手(さきて)頭などはいずれも布衣(ほい)の格であり,諸藩の物頭にあたる。このうち新番組は騎兵(本来の侍),小十人組・徒士組は歩兵(本来の足軽),百人組は鉄砲隊(与力,同心),先手組は弓・鉄砲の両隊(与力,同心)であった。…

※「新番頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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