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新発田収蔵 しばた・しゅうぞう

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朝日日本歴史人物事典の解説

新発田収蔵

没年:安政6.4.10(1859.5.12)
生年:文政3.6.26(1820.8.4)
江戸後期の地理学を得意とした蘭方医,篆刻家。佐渡宿根木(新潟県佐渡郡小木町)生まれ。名は耘,字は士登,号は拗斎,半嶋漁人。姓は本来柴田。少年時代佐渡の石井夏海,文海父子に絵画,篆刻を,のち江戸の中根半仙,伊東玄朴に医術を学び,郷里で開業したが,潔癖,頑固が災いして孤立化した。嘉永3(1850)年再び玄朴の塾生となり,念願の地図作製に励み,同5年『新訂坤輿略全図』,同7年『蝦夷接壞全図』を刊行し,江戸幕府の天文方雇として安政2(1855)年の官版『重訂万国全図』の完成にも貢献した。同3年蕃書調所絵図調出役に任ぜられ,在職中に死去(酒害による)。墓は宿根木称光寺にある。<参考文献>田中圭一編『柴田収蔵日記』

(海野一隆)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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