新船津町(読み)しんふなつまち

日本歴史地名大系 「新船津町」の解説

新船津町
しんふなつまち

[現在地名]柳川市新船津町

沖端おきのはた川北岸にあり、本船津もとふなつ町から西へ続く通りに沿った両側町。町人地。享保八年(一七二三)から同一一年の状況を示すとみられる町小路等絵図によれば竈数九五。道幅は二間余・長さ一一九間余(柳川惣町図)柳川惣町図には沖端川に張出し部分が描かれており、船着場として利用されていたものと推測される。また通りの西端河岸に御材木木屋が描かれている。また西端には木戸門があり、北へ折れた所には枝光えだみつ口番所があり、番所の西には柳川井樋があった(柳河明証図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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