於牟連村(読み)おむれむら

日本歴史地名大系 「於牟連村」の解説

於牟連村
おむれむら

[現在地名]野津町藤小野ふじおの 於無礼おむれ

内河野うちがわの村の西にある。慶長二年(一五九七)の野津院検地帳写(渡辺家文書)には尾無礼おむれ村が内河野村など四ヵ村分と一括された一冊が含まれ、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳におむれ村とみえ、高一一石余。下ノ村組に属した。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳には小無礼村とあり本高五石余・出来高六石余、田方三石余・畑方八石余、柴山などありと注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android