精選版 日本国語大辞典 「於菟」の意味・読み・例文・類語
お‐と【於菟】
※宝覚真空禅師録(1346)乾・豊州蒋山興聖万寿禅寺語録「不三必当レ門懸二艾虎一、一斑先見睡二於一」
※壒嚢鈔(1445‐46)五「猫を乙(ヲト)と云は何の故ぞ。虎を於菟(ヲト)と云也。然に猫の姿并に毛の色虎に似る故に、世俗猫を呼て於菟(ヲト)と云へば、猫則喜と云へり」
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