旅絵師(読み)たびえし

精選版 日本国語大辞典 「旅絵師」の意味・読み・例文・類語

たび‐えし‥ヱし【旅絵師】

  1. 〘 名詞 〙 地方から地方に巡回し、社寺や裕福な家の求めに応じて絵を描いてかせいで歩く絵かき。
    1. [初出の実例]「旅画師(タビヱシ)の多見五郎は、枕を胸に突支棒にして匍匐」(出典:風流線(1903‐04)〈泉鏡花〉六七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android