日並ぶ(読み)ケナラブ

デジタル大辞泉 「日並ぶ」の意味・読み・例文・類語

け‐なら・ぶ【日並ぶ】

[動バ下二]日数を重ねる。いく日も費やす。
「馬ないたく打ちてな行きそ―・べて見てもわが行く志賀にあらなくに」〈・二六三〉

なら・ぶ

日数を重ねる。
「我が背子せこがやどのなでしこ―・べて雨は降れども色も変はらず」〈・四四四二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日並ぶ」の意味・読み・例文・類語

ひ【日】 並(なら)

日数が重なる。日々が経過する。けならぶ。
万葉(8C後)六・九一六「あかねさす日不並(ひならべなく)に吾が恋は吉野の川の霧に立ちつつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android