日中の水面下協議

共同通信ニュース用語解説 「日中の水面下協議」の解説

日中の水面下協議

中国最高指導部が日本への軟化姿勢を示し始めた今春から活発化したとみられる。7月中旬には外務省アジア大洋州局幹部が北京で中国外務省の熊波ゆう・はアジア局副局長と協議。同月下旬には福田康夫元首相と習近平しゅう・きんぺい国家主席による会談が確認された。日中両国は安倍晋三首相と習氏による初の正式首脳会談開催に向け、沖縄県・尖閣諸島靖国神社参拝問題折衝をしており、双方とも国内世論の反発を受けて交渉が頓挫しないよう秘密裏に行っている。(北京共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android