日吉丸稚桜(読み)ひよしまるわかきのさくら

精選版 日本国語大辞典 「日吉丸稚桜」の意味・読み・例文・類語

ひよしまるわかきのさくら【日吉丸稚桜】

  1. 浄瑠璃時代物発端と五段。近松やなぎ・近松加造・近松万寿・近松梅枝軒ら合作。享和元年(一八〇一)大坂北堀江市の側(かわ)の芝居初演。日吉丸出生から桶狭間合戦までを描いたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 かわ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「日吉丸稚桜」の解説

日吉丸稚桜
ひよしまる おさなざくら, ひよしまる わかぎのさくら

歌舞伎・浄瑠璃の外題
作者
近松柳 ほか
補作者
並木清造 ほか
初演
享和3.3(京・早雲座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android