日本歴史地名大系 「日向国諸県之郡目録」の解説 日向国諸県之郡目録(諸県郡村高辻帳)ひゆうがのくにもろかたのこおりもくろく 一冊成立 寛文四年写本 東京大学史料編纂所・鹿児島県歴史資料センター黎明館解説 寛文四年四月五日幕府が発給した領知判物・目録を受けて、鹿児島藩主島津光久が同年閏五月二五日幕府の小笠原山城守・永井伊賀守へ上進した郷帳で、薩隅日並琉球高辻帳四冊のうちの一冊。村高・郷名・村名が列挙されているが(鹿児島藩領の諸県郡一六四ヵ村、総石高一二万二四石余)、郷名は貞享元年江戸で朱筆・肩書されたもので、外城としての郷とは異なる。活字本 鹿児島県史料集23 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by