日向層群(読み)ひゅうがそうぐん

最新 地学事典 「日向層群」の解説

ひゅうがそうぐん
日向層群

Hyuga Group

九州の四万十帯の古第三系。四万十帯南帯のサブダクション・コンプレックスの代表的地層群。宮崎県日向地域が模式地。北帯とは北東側で北川層群,北西側で槇峰層群と延岡衝上で接する。南西側の日南層群とは綾断層で境される。浮遊性有孔虫・放散虫化石を多産し,P14~21に対応する浮遊性有孔虫化石帯,Morozovella spinnulosa・Globigerinatheka index・Globorotalia cerroazulensis・Pseudohastigerina barbadoensis・Chiloguemblina cubensis帯が設定され,始新世中期後半~漸新世前期に当たる。岩相・変形相の特徴から,緑色岩遠洋性堆積物を含み剪断された黒色泥質岩からなる構造性メランジュ,剪断褶曲が発達した細粒タービダイト層,および弱変形の薄~厚層理タービダイト層からなる深海扇状地堆積物が識別されている。フィリピン海プレートの沈込み作用に伴って形成された付加体。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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