日本歴史地名大系 「日向郷土史料集」の解説
日向郷土史料集
ひゆうがきようどしりようしゆう
七巻 石川恒太郎編 昭和三六―四〇年刊
構成 第一巻（「日向記」上・中、旧事集書、旧事雑記、延陵旧記、高鍋藩文武職制戸口租税等調）、第二巻（延陵世鑑、「原城記」上、「日向記」下）、第三巻（日向国御料発端其外旧記、「原城記」中、「西藩野史」上）、第四巻（日州高千穂古今治乱記、三田井家落城の記、「原城記」下、「西藩野史」中、天野公霊神実記、椎葉山由来）、第五巻（稲津軍記、稲津掃部合戦記、庄内軍記、高城興亡記、藩譜補修草稿、「日向動変記事」上、建久図田帳、日向国五郡分帳）、第六巻（延岡城、米良に関する相良文書、古江善次郎漂流談、「日向動変記事」下、「高鍋藩本藩実録」上、「西藩野史」参）、第七巻（木崎原合戦記伝、「佐土原藩譜」上、明治維新菊池忠烈史、「西野藩史」四、「高鍋藩本藩実録」中、八幡宇佐宮御神領記録大録）
解説 宮崎県の中世―近世期の史料を収集・刊行することにより、研究に資するとともに史料の滅失を防ぐことを目的として編集された史料集。宮崎県の中・近世を研究するうえで重要な史料が多く含まれている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報