…《商事経営論》(1922)は後者によるその成果であり,その後大正末期から昭和初頭にかけて増地庸治郎,佐々木吉郎,平井泰太郎,馬場敬治,池内信行らによって日本における経営学,経営経済学の研究が進められた。26年に日本経営学会が創設され,昭和初頭には大学にもこの領域に関する講座が設置されるようになった。しかし,日本における経営学の研究は,当初より方法論的検討に力点がおかれたといえる。…
※「日本経営学会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」