…不思議に思って尋ねると,そのふたりはダイコンの精だったというのであるが,その焼きダイコンにどんな調味をしたものか,これまた不明である。室町末期の成立と思われる《庖丁聞書》にいたって,魚の上におろしダイコンを置いた〈雪鱠(ゆきなます)〉や,削りダイコンを使う〈ひでり鱠〉という酢を使った料理が姿を見せる。なます以外の料理では,近世初頭の《料理物語》(1643)になって,やっと汁,煮物,香の物などに使うことが記載される。…
※「旱膾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...