精選版 日本国語大辞典 「日神」の意味・読み・例文・類語
にち‐じん【日神】
- 〘 名詞 〙 日の神。特に天照大神をいう。
- [初出の実例]「日神月神蛭子素盞嗚と申すは、地神五代の始めにて」(出典:大観本謡曲・淡路(室町末))
…同時に右目からは月読命(つくよみのみこと)が生まれた。《日本書紀》には,〈光華(ひかり)明彩にして六合(くに)の内に照り徹れる〉とあり,日神(ひのかみ)ともよばれている。誕生譚では,日月がいわば天の目にたとえられているわけである。…
※「日神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」