日陰者(読み)ヒカゲモノ

デジタル大辞泉 「日陰者」の意味・読み・例文・類語

ひかげ‐もの【日陰者】

1 表立っては世に出られない身の上の人。
2 世の中に埋もれて、立身出世できない人。

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精選版 日本国語大辞典 「日陰者」の意味・読み・例文・類語

ひかげ‐もの【日陰者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 世をかくれ忍ぶ身の上の人。公然と世に立ちまじわることのできない人。特に、めかけ、私生児、前科者などをいった。
    1. [初出の実例]「曾我は日影者なれば、まづしき事たとへんかたなく」(出典:評判記・名女情比(1681)五)
  3. ② 世の中から認められない人。世に埋もれて出世しない人。
    1. [初出の実例]「牢人は日陰者(ヒカゲモノ)こそ幸なれ。天下動乱の時はいんとん山居をもしたらんは何よりおもしろかるべし」(出典:仮名草子・大仏物語(1642)下)

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