旧債(読み)キュウサイ

デジタル大辞泉 「旧債」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さい〔キウ‐〕【旧債】

昔の負債。古い借金。

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精選版 日本国語大辞典 「旧債」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さいキウ‥【旧債】

  1. 〘 名詞 〙 古い負債。昔の借り。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「負債主の旧債を償還して」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二三)
    2. [その他の文献]〔劉克荘‐答友生詩〕

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世界大百科事典(旧版)内の旧債の言及

【藩債処分】より

…そこで大蔵省諸務課に新県掛をおき,債権者から負債額を申告させ,負債の実体の把握に努めた。債権者に対しては,いずれ調査のうえで政府の責任によって旧藩の旧債を処理することを示し,債権者の不安を取り除こうとした。政府は,負債取調掛を大蔵省内に設置し,郷純造を主任として調査および査定にあたらせ,72年4月藩債処分の方針を示し,翌年3月旧藩負債償還の処分を定めた。…

※「旧債」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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