デジタル大辞泉プラス 「旧大名ホテル」の解説 旧大名ホテル 栃木県日光市、日光東照宮近くにある歴史的建造物。当地の実業家、小林庄一郎が外国人観光客向けに建設したもの。1919年竣工だが、資金難によりホテルとしての実際の稼動はないまま、1943年、古河電工日光精銅所に転売。戦後は米軍に接収されて社交場となり、1949年の接収解除後に古河電工より日光町(現在の日光市)に寄贈、町役場として使用された。2006年、今市市との合併により、日光市の本庁が旧今市市庁舎にうつってからは、日光総合支所として使用されている。同年、国の登録有形文化財に登録。2007年、経済産業省により「日光金谷ホテルと日光観光関連遺産(旧大名ホテル/日光市役所日光総合支所)」の一部として、近代化産業遺産に認定。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報