早合(読み)ハヤゴウ

精選版 日本国語大辞典 「早合」の意味・読み・例文・類語

はや‐ごう‥ガフ【早合】

  1. 〘 名詞 〙 火薬をこめた紙製の小さな筒。小銃にこめて弾丸を発射させるのに用いた。装填が簡便であったことからの称。現在の薬莢(やっきょう)にあたる。はやご。
    1. [初出の実例]「早がう色々ありと云へども、紙はやがうをよしとす」(出典:一歩集(1651))

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