早間小唄(読み)ハヤマコウタ

デジタル大辞泉 「早間小唄」の意味・読み・例文・類語

はやま‐こうた【早間小唄】

小唄2

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精選版 日本国語大辞典 「早間小唄」の意味・読み・例文・類語

はやま‐こうた【早間小唄】

  1. 〘 名詞 〙 江戸末期に端唄(はうた)から発生した、三味線を爪弾きしてうたう小唄。端唄・うた沢に比べてテンポが速いところからいう。現在、小唄というとこれを指す。江戸小唄

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世界大百科事典(旧版)内の早間小唄の言及

【小歌(小唄)】より

…同好の人々に聞かせることが主眼であるから,〈殺した〉〈枯れた〉声で唄い,三味線も撥(ばち)を用いずに爪弾きとする。速度は〈早間(はやま)小唄〉といわれるように軽快。作詞に当たっては機知と諧謔に富んだ,通人を喜ばせる粋なものを良しとする。…

※「早間小唄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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