最新 地学事典 「昌寧-孟連帯」の解説
チャンニン━メンリャンたい
昌寧-孟連帯
Changning-Menglian Belt
中国雲南省西部に分布するパレオテチス海の収束地帯。思茅(シマオ)地塊の縁辺にパレオテチス海洋プレートが沈み込むことで形成された臨滄(リンツアン)弧と,東部シンメリア大陸の保山(バオシヤン)地塊との間にある。西帯・中央帯・東帯に分帯され,西帯および東帯は主に保山地塊の非活動的大陸縁堆積物からなる。中央帯にはパレオテチス海遠洋域で形成された海洋島アトール型石灰岩である石炭系~ペルム系班卡(バンカ)石灰岩と,その土台の海洋島玄武岩,およびデボン系~三畳系遠洋性チャートとともに,海洋プレート上部を構成する中央海嶺玄武岩・斑れい岩・かんらん岩がブロックとして分布する。中央帯の海洋性岩石は保山地塊大陸縁堆積物上にナップとして定置する。
執筆者:上野 勝美
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

