パレオテチス海(読み)パレオテチスかい

最新 地学事典 「パレオテチス海」の解説

パレオテチスかい
パレオテチス海

Paleotethys Ocean

顕生代を通じたテチス海の構造発達史の中で,デボン紀~三畳紀に存在した海洋盆。デボン紀中頃に,南中国地塊・インドチャイナ地塊・タリム地塊などの,カタイシア地塊群がゴンドワナ大陸から分離することで開盆。中期~後期三畳紀に,シンメリア大陸を構成する地塊群がカタイシア地塊群に衝突することで閉鎖した。その衝突帯は,南ヨーロッパからコーカサス山脈・エルブルズ山脈・パミール高原・チベットを通り,東南アジアまで延びる。中国雲南省の昌寧(チヤンニン)─孟連(メンリヤン)帯やタイ王国北部のインタノン帯が,アジアにおける代表的なパレオテチス縫合帯である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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