明楽古墳群(読み)あきらこふんぐん

日本歴史地名大系 「明楽古墳群」の解説

明楽古墳群
あきらこふんぐん

[現在地名]和歌山市金谷

標高約二六五メートルの明楽山から西北へ向かい、じようヶ峯を経て高積たかつみ山から北へ延びる、標高五〇―一〇〇メートルの丘陵稜線上に位置する古墳後期の群集墳。稜線上に一四基がほぼ一列に築造されており、盗掘をうけて封土の失われているものもあるが、いずれも径一〇―二〇メートルの円墳。主体部が判明しているものは結晶片岩を用いた横穴式石室で、なかには竪穴式小石室を付設するものもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む