盗掘(読み)トウクツ

デジタル大辞泉 「盗掘」の意味・読み・例文・類語

とう‐くつ〔タウ‐〕【盗掘】

[名](スル)公有地他人所有地などを権利許可もなく掘り起こし内部の物品などを盗むこと。「盗掘された形跡がある古墳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盗掘」の意味・読み・例文・類語

とう‐くつタウ‥【盗掘】

  1. 〘 名詞 〙 公有地や他人の土地鉱物埋蔵物などを、その権利がないのに掘りとること。
    1. [初出の実例]「盗掘といわれても仕方のない行為であった」(出典:断碑(1954)〈松本清張〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「盗掘」の読み・字形・画数・意味

【盗掘】とうくつ

墓泥棒。

字通「盗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の盗掘の言及

【墳墓】より

…墓室を地下に設け,地上には祠堂を建てるもの(殷の婦好墓)もある。地上に標識を残さないのは盗掘を防いだものであろう。
[墳丘と墓室]
 墳丘を築く場合には,土を盛るもののほか,石を積み上げた積石塚(ケルンcairn),土を盛り,表面全体あるいは一部を切石で化粧したり,石塊を葺いたり(葺石(ふきいし)),周囲に立石を配するなど各種の外装を施したものがある。…

※「盗掘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android