易風会(読み)えきふうかい

精選版 日本国語大辞典 「易風会」の意味・読み・例文・類語

えきふう‐かい‥クヮイ【易風会】

  1. 明治時代の演劇団体。坪内逍遙土肥春曙、水口薇陽などにより、明治三八年(一九〇五発足。翌三九年創始の文芸協会前身

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の易風会の言及

【土肥春曙】より

…1901年川上音二郎一座渡欧の際通訳として同行。05年坪内逍遥のもとで朗読研究会〈易風(えきふう)会〉を組織,初舞台をふんだ。06年文芸協会が設立されると演技主任として《ハムレット》に主演したほか,後期文芸協会では後進の演技指導にあたり,H.イプセンの《人形の家》,H.ズーダーマンの《故郷》などに出演,協会の幹部俳優として初期新劇界に活躍した。…

※「易風会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android